2007年5月30日水曜日
20070530読もう10
先日テレビで、何年か前に話題になった映画を放映していたので、友人と一緒に見た。この映画の設定では、マグダラのマリアと呼ばれる女性がイエス・キリストの愛人として描かれていた。二人の間に果たして恋愛関係はあったのかなかったのか。こういう疑問自体が不謹慎だ。もしかしたら、そうお考えになる方もが多いのではないか。もしそうなら、私としてはたいへん我が意を得たことになる。不謹慎であるとか人心に与える影響を恐れると言った、必ずしも明確にできない価値観が、体制の安定と維持を求める側の多くの主張の背景になっているからである。宗教に限らず、学問、政治、芸術でも、権威に正面から向き合うことは決して容易ではない。そうは言っても[U]それ[/U]をせざるをえない。権威が改革と進歩を妨げている例が多いからである。* せざるをえない:しないわけにはいかない。 問:「それ」に含まれる内容として適当なものは、次のどれか。 1. マリアとイエスの関係について研究すること。 2. 明確にできない価値観を問い直すこと。 3. 体制の安定と維持を求めること。 4. 権威と戦い、権威を否定すること。 正解:4
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